コメダ珈琲店と世界の山ちゃんのコラボを分解してみた!あなたのビジネスに応用しよう

 

こんにちは、KENです。

昨日、コメダ珈琲店にいくと、こんなチラシが目に入りました。

 

 

 

コメダ珈琲店で世界の山ちゃんの手羽先がテイクアウトできるようになったようです。

お持ち帰り限定商品なので、店内で食べることはできません。

 

このコラボを見て、アイデア浮かんだので、分解してみます。

自分のお店だけではなく、他のお店とコラボして商売ができないか考えてみるだけで思わぬコラボ先が見つかりますよ。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。

テイクアウト需要が高まっている

コロナウイルス感染の増加により、緊急事態宣言が発令されました。

人々の外出自粛、飲食店等の営業時間の短縮要請により、飲食店は厳しい状況です。

 

営業時間:午後8時まで
酒類提供:午前11時~午後7時まで
※デリバリー、テイクアウトは対象外

そんな中、自宅で食べられるデリバリーやテイクアウトの需要は高まっています。

 

このデリバリーやテイクアウトを新たに始めている飲食店が増えていますね。

更に自社だけの力だけではなく、困っているお店同士が協力しあっているのが、コラボではないでしょうか。

 

コメダ珈琲店と世界の山ちゃんは同じ名古屋発のチェーン店です。

それもあってコラボが実現したんですかね。

コメダ珈琲店のメリット

コラボをすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

  • テイクアウトで購入するお客さんを増やし、売上を上げたい。
  • おうちコメダを掲げ、新しい顧客をターゲットにしたい
  • 今までの顧客ではない層のお客さんを増やしたい
  • 手羽先で客を寄せ、更にドリンク、サンドイッチやバーガーを買ってもらいたい

 

このように、普段コメダ珈琲店に来ていないお客さんに来てもらえるのがメリットのようです。

 

世界の山ちゃんのメリット

世界のやまちゃんが無料で、コメダ珈琲店の手羽先を監修しているわけではないですよね。

もちろん、自分たちにもメリットがあるはずです。

 

まずは、コメダ珈琲店のお客様層という新しいターゲットに商品を知ってもらえますね。

つまり、宣伝になるからというメリットが大きそうです。

 

店舗数を比較してみます

コメダ珈琲店 873店舗 (2020年2月末現在)

世界の山ちゃん 67店舗 (日本国内)

  • 名古屋25店舗
  • 三河地区1店舗
  • 岐阜2店舗
  • 東京地区16店舗
  • 神奈川地区3店舗
  • 埼玉地区3店舗
  • 大阪地区3店舗
  • 九州地区1店舗
  • 広島地区2店舗
  • テイクアウト4店舗(名古屋)

 

「世界の山ちゃん」よりも「コメダ珈琲店」の方が10倍以上も店舗があります。

 

 

なんと宮城県石巻市でも「世界の山ちゃん」が食べれるようです。
宮城県に「世界の山ちゃん」の店舗はありません が、コメダ珈琲店では食べられるんですね。

 

ってことは、全国的に名前を売っていきたいのかもしれません。

 

その他にも、コメダ珈琲店以外とのコラボも考えているのかも。

 

飲食店同士で競合していないの?

飲食店同士だと競合してしまうんじゃないの?

そう思われる方もいるかも知れませんが、

実は競合していないんです。

 

なぜなら、店内ではこの手羽先は食べられないんです!

 

  • コメダで飲食したあとに、家族へのおみやげを買って帰る
  • 仕事帰りに、おつまみを買って帰る

 

このように、店内での飲食は守られているのです。

他の飲食店もコラボしている

「ガスト」と「から好し」もコラボしています。

ファミレスにから揚げ専門店が入っているんですよ!

看板もあって、どういうこと??

とびっくりしましたが、これも同じだったんですね。

 

ガストの店舗で、から好しのから揚げをテイクアウトできます。

これもお持ち帰り限定ですので、競合せずに協力しあっているんですね。

 

今後このように、飲食店同士、競合しない分野でコラボが増えているかも知れません。

あなたの仕事でもコラボできる?

このように協力し合うビジネスって今後増えていくでしょうね。

我が家もネットで洋服を販売しているのですが、大型ショッピングモールに入っているお店とコラボできないかな〜

と妄想しておりました。

 

自分の会社・お店だったら?
どんなお店とコラボできるだろう?

と考えるのは、新しいアイデアになりそうです。

 

ちなみに、監修とは。

コンビニに有名ラーメン店監修などでよく使われていせんか?
監修とは、どういう意味で使われているのでしょうか。

 

店にレシピを公開してもらい、さらにスープを社に持ち帰って分析します。
現在のコンビニの技術力をもってすれば、コストさえ気にしなければ完全に同じスープができあがるんです。

しかしかけられる原価には限りがあるので、店の味を極力残せるように材料を絞り込んでいき、商品にする着地点を決めます。
もちろんその過程で店主には自店の名を冠するに値するかどうか、何度も味見をしてもらい、最終的なOKを取り付けるんです
店主が元になるレシピを考案し、完成品のチェックを行う流れは同じだ。

500円のチルド麺なら、1個売れるごとに2円のマージン

監修商品が20万個や30万個売れたぐらいでは全く割に合いません。
だから店側としては、宣伝と割り切って協力している面が強いんです。

店の名を冠した商品が全国のコンビニに並んで人の目に触れるということは、実店舗を訪れる客の数の比ではないので、ものすごい宣伝効果があります。

その店がない土地の人にも知ってもらえますから、『今度あの街に行くことがあったら、コンビニともコラボしていた○○のお店で食べてみよう』という流れを作れるんですよ。

コンビニ側が店にオファーを出す際も、そういったメリットを説明しながら口説いていると聞きました

 

コカ・コーラにも監修の商品がありました。

猿田彦珈琲監修の缶コーヒー

スペシャルティーコーヒー専門店 猿田彦珈琲の知見からアドバイスを受けながら、共同で豆のブレンドから製法まで見直して生まれたコーヒーという意味です。

 

なるほど、そういう意味だったんですね。

さいごに

コメダ珈琲と世界の山ちゃんのコラボがどうやって生まれたのだろうかと考えてみました。

売上に悩んでいる方のアイデアの一つなったら良いなと思いこの記事を書きました。

 

同じようにコラボを考えてみると何か生まれるかもしれません。

ピンチのときに、こうやって協力し、新しいアイデアがうまれていくのですね。

 

自分のお店だけではなく、他のお店とコラボして商売ができないか?

考えてみるだけで思わぬコラボ先が見つかるかもしれません。

 

ありがとうございました。