こんにちは、KENです。
GW12日目!
僕のGWは5月11日まで続きます。
ブログは12日連続更新中です。
この記事では、パパ・ママが普通に使っている質問でも、子供の可能性を広げる質問と、狭める質問があるよね、ってことについてご紹介します。
子供との会話で「大きくなったら何になりたい?」って聞くことはありませんか?
「何(what)になりたい?」と聞くと、「YouTuber」などの名詞、職業で答えますよね。
「どんなことしているのが楽しい(How)?」と聞けば、やっていること、楽しかったこと、嬉しかったことなど幅が広がりますよ。
そんなことを解説していきます。
何になりたいかは聞くな
子供に「大きくなったら何になりたい?」と聞いたら、なんて答えると思いますか?
男の子だと、「スポーツ選手」、「警察官」、「運転士・運転手」、「消防・レスキュー隊」、「TV・アニメキャラクター」、「お医者さん」など。
女の子だと「ケーキ屋・パン屋」、「芸能人・歌手・モデル」、「看護師」、「花屋さん」、「保育園・幼稚園の先生」など。
最近では「YouTuber」、「ゲーム・おもちゃをつくる人」と答える子供も増えているみたいですね。
これらの答えは、全部「なりたい職業」ですね。
「なりたいもの」を聞くと手段が限定されてしまいます。
つまり、子供は自分の知っている職業からしか選択できないのです。
見たことがある、聞いたことがある、触れたことがある。知識としてあるものからしか選ぶことができません。
自分の触れた世界から選んでいるのです。
「鬼滅の刃」を見たことがない子どもは、「炭治郎(鬼滅の刃の主人公)」になりたいとは言えず、
「YouTube」を見たことがない子どもは、「YouTuber」になりたいとは想像もつかないのです。
例えば、子どもが、お笑い芸人になりたいと答えた場合、テレビで活躍する必要があると思うでしょう。
そこで活躍できそうにないと判断した場合、そのなりたかった職業(夢)は諦められてしまいます。
もし、「人を笑わせる仕事をしたい!」という「やりたいこと」で考えていたら、テレビでだめでも、YouTube、ラジオ、漫画など他のルートで人を笑わせることができます。
だから、子供に「大きくなったら何になりたい?」
と聞くのはやめましょう。
何をやっているのが楽しいか聞こう
では、どんな質問をしたら良いのでしょうか。
子どもに聞くべき正しい質問は「今何をやっているのが楽しい?」です。
子どもがどんなことに興味を持っているのかを知ることができて、子どもが本当に楽しめる仕事に繋がりやすくなります。
また、子どもが社会に出る頃には、「いまは存在していない職業」が新しく生まれています。
逆に今ある職業がなくなっている可能性もあるのです。
YouTuberという職業が生まれたように、駅できっぷを切る人がいなくなったように、想像できないことはたくさん起こります。
だから、職業ではなく、子どもの興味を観察するための質問をしましょう。
良い質問と悪い質問があるよねという話でした。
さいごに
子どもは、楽しいことが大好きですね。
目の前の状況を楽しみ、夢中になることが出来る天才です。
子どもの可能性は無限大。
僕は、親がこうすべきだ、こうしなければならないと子どもに伝えることってあんまり多くないんじゃないかなと思っています。
だからこそ、ちょっとした質問で子供の可能性を広げることもあるし、狭めることがあるかもしれないということをを理解してほしいなと考えています。
もし間違って、子供の可能性を狭めていることがあるなら、すぐに辞めれる柔軟さを持ちたいと思います。
そして、いろいろな経験をたくさんさせてあげたいなと思います。
どうもありがとうございました。
今日も良い一日を。
それではまた明日。
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