こんにちは、けんぱぱです。
ブログ46日目!
はじめに
この記事では、子供がひらがなを書くことに興味を持ったときに親がすべきことについて紹介します。
どうやって子供にひらがなを教えたらよいか、悩んでいませんか。
キレイなひらがなを書けることに目的を置くとよくありません。子供の書きたいと思った気持ちを尊重することが大切です。
こう教えなければ、こういう風に書いて欲しいという大人の教え方で教えるのではなく、子供に寄り添って、子供のペースで練習すると良いですよ。
子供とひらがなの練習しました
先日、年中の息子とお手紙の絵本を読んでいたら、突然お友達にお手紙を書きたいと言った。
おーいいね〜と手紙と鉛筆を持ってきて、一緒に書こうと練習をしました。
ぱぱ:「お手紙になんて書くの?」
息子:「タロウ、いつもありがとうって書きたい」
ぱぱ:「よし、じゃあこのひらがなの文字をなぞってから、鉛筆で書こう」
と、五味太郎さんの【すてきなひらがな】という絵本の、大きなひらがなを指でなぞってから、手紙を書きはじめました。
白い紙に鉛筆で書こうとするけど、字が大きすぎる
文字が上にいったり、右にいったり、配置がばらばら・・
んー読めない・・
「この丸の中に書こうね」と、大きさを調整するために、丸枠をつくって書かせてみるけどはみ出る。
「ちゃんと横に順番に書こうね」と横書きになるように場所を示すけど、違うとこに書く。
消しゴムで消して、書き直しをし、なんとか形になりました。
「よしこれで良いね!」と言って完成。
お友達に今渡したいと言い、ご近所さんでしたので、そのまま渡しに行きました。
「はい、タロウくんお手紙!!」
「ありがとう」
そのときの息子の顔は、嬉しそうで、恥ずかしそうで、誇らしげにも見えました。
はじめてお手紙を書くという練習をしましたが、上手く書くって難しいなと感じました。
みなさんどうやって教えているんだろうと。
こちらの絵本で練習しています。
お手紙の完成はどこだ?
次の日になり、ひらがなの練習ってどうやってやるのが良いのだろうと考えているときに、
ふと、昨日の僕の父親としての行動は良くなかったんじゃないかと思い始めました。
手紙を書きたいと思った息子の気持ちではなく、正しく読めるように書くことに集中してたのではないか?と。
4歳のお手紙交換は、もっとも気持ちが大切ではないか。
キレイに整っていて、文字が読めることを求めるのは間違っていたのでは?と思ったのです。
大事なのは、書きたいと思った純粋な気持ち。
キレイな字でなくても良い、絵でも良い、シールを貼るだけでも、スタンプを押すだけでも良かったんだと。
つまり、「大人(親)の考える完成」をするのが目的ではなく、子供が書きたいと思った気持ちを尊重し、自由に書かせるだけで良かったと思っています。
絵で例えるとよく分かる
子供が絵を描きたいと言っているときに、この色を使え、それじゃ犬に見えないから、書き直し、もっとお父さんみたいに描きなさい!ってやらないですよね。
描きたいことを自由に、自由な道具で、どんな絵だってそれで良い。
(子供にぬり絵を教えていませんか?)参照。
塗り絵をきれいに塗って欲しいという気持ち
ひらがなを綺麗に読めるように書いて欲しいと同じかもしれない
それは大人の教え方。
僕の教え方は反省です。
4歳の息子に正しく書くこと、相手が読めることを教えていました。
正しいとか、きっちりとか、順序とか、4歳の子供に教えることではなかったです。
大人の教え方になっていたことを反省しています。
6歳までの子供は、ひらがなを文字として認識せず、絵として見ていると言われているそうです。
書きたいを思う気持ちをそのままに鉛筆を持たせて、シールや絵の具、色鉛筆、その子のアイデアのままに書かせる。
そうしてあげたいと強く思いました。
絶対やってはいけないこと
子供に教える上で絶対にやってはいけないこと、それは「消しゴムを使うこと」
消しゴムを使うことは「あなたの文字は間違っていますよ。だから、書き直しなさい」と書いたものを否定していることになるので消しゴムを使うのはやめましょう。
消さずに書くか、違う紙に書くと良いです。
ひらがなの教え方
自分の反省をふまえ、ひらがなの教え方のポイントを調べました。
ひらがなに興味を持つのはいつ?
「これ、なんて書いてあるの?」「くるまって、どう書くの?」などと、子供の方から興味を持ち始めます。
女の子のほうが興味を持つのが早く、女の子の場合は4~5歳くらい。
男の子の場合は年長さんくらい。
人それぞれですので、「ひらがなを教えるべきタイミングは、子供が興味を持ったとき」がベストです。
どうやって教える?
ひらがなは、先に読みを教える。
日常で目に見えるひらがなを一緒に読んであげましょう。
そうやって何度も読むうちに、自然と覚えていきます。
書き方は、まずは正しい持ち方を教えること。
そして、ひらがなドリルなどを使い、「なぞり書き」を楽しく繰り返し行うことです。
重要なポイント
しっかりとした筆圧をつけることが、脳を鍛えるのに役立ちます。ひらがなを練習させる際には筆圧を意識するようにしましょう。
鉛筆を持った際に、強く書くことを教えることがポイントです。
注意点
無理に詰め込んで教えないこと。
子供の発想力が奪われたり、勉強嫌いになってしまうこともあるので注意です。
子供のペースで練習しましょう。
子供は素晴らしい
子どもは優れている、素晴らしい存在だ!!
きっと相手がひらがなを読めない外国人であっても、子供は手紙を書けると思う。
大人は英語が書けないから、ちゃんとしたものが渡せないなどと頭で考えてしまい、渡せないんじゃないかな。
子供はこの時期は感性を育てているんだ!!
さいごに
息子が手紙を書きたいと言ったことから始まり、大人のように教えてしまったことを反省しました。
手紙を書きたいと思った気持ち、その気持ちを表現する、その手紙を渡したときの気持ちがきっと大切なことだと思います。
人に何かを伝えたいという想い、その手段として手紙があることを改めて教えてもった気がします。
親の役割はほとんど見守ることに尽きると思います。
ひらがなや絵を教えるときに、親の考え方、大人の考え方で教えていないか。気をつけよう。
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