初めての屋根・外壁塗装マニュアル

こんにちは、けんぱぱです。

ブログ43日目!

はじめに

この記事では、初めての屋根・外壁塗装を業者に依頼するときの、順番や注意点にについて紹介します。

そろそろ外壁の塗装をしようと思って、ネットで調べても、どの業者に依頼したら良いかって、悩みますよね。

しっかりと工事内容を理解し、金額に納得してから工事を依頼してください。

僕が試行錯誤した流れをマニュアルにしました。これで良い業者選びが出来るようになります。

僕が出してもらった見積もりのすべてを載せていますので、参考にしてください。

こういう流れになっています。

  1. まずは自分で確認しよう
  2. 複数社の見積もりをゲットしよう
  3. 見積書を比較しよう
  4. 質問しよう
  5. 2社に決めて、必要な工事、ポイントを決める(引っ越しと同じ方法検索)
  6. リフォームローンを組む
  7. 依頼する

 

まずは自分で確認しよう

まずはなぜ、外壁の塗装をしようと思ったところからです。

  • 一度も塗り直していないから。
  • 経年劣化を放置してしまうと、塗膜が膨れ、剥離や欠損が始まります。
  • 購入予定の物件がいつ塗られたか分からない
  • とにかくボロい、汚い。
  • チョーキング現象が起きてる。(外壁を触ったときに粉が手につく)
  • ひび割れが起きている
  • 雨漏りが起きている
  • なんとなく外壁が汚れてきた

このように感じてきたら、まずは見積もりを取ってみましょう。

複数社の見積もりをゲットしよう

一社だけの見積もりだけでは、高いのか安いのか、必要な工事がちゃんと揃っているのかが分かりません。

そこで、複数社の見積もりが必要になってきます。

僕のおすすめは、5社です。

  • 外壁塗装の見積もり比較サイトで3社紹介してくれます。
  • 紹介から1社(友人・知人・ご近所さん)
  • ネットで検索した1社(地域_外壁塗装_で検索)

3つの紹介経路から、合計5社ほどで比較すると良いと思います。

外壁塗装の見積もり比較サイト

こちらは、比較サイトです。ぼったくりや悪徳業者を紹介すると、サイト自体の価値が低くなってしまうので、品質の基準をしっかり設けているので、ど悪い業者は含まれていないことが多いように感じます。

良い業者を選んでくれます。

ただ、自分で見つけてた業者よりは、少し割高になるケースもあります。それは、この比較サイトに載せて紹介してもらうために、塗装業者さんは毎月紹介料を支払っていたらい、工事金額の5%を支払うなど、紹介料を支払っています。

複数ある中から良質な業者を探すメリットはあると思います。

僕もこちらで3社紹介してもらいました。

友人・知人・ご近所さんに紹介してもらう

これは既に工事をしてもらったことがある業者さんを紹介してもらうことです。

実績があり、工事結果も見れるので、品質を見ることは出来ると思います。

ただ、工事料金が高いのか安いのかは比較しづらいと思います。

僕は、実家のリフォーム時に依頼した業者さんを紹介してもらいました。

ネットで検索する

住んでいる地域_外壁塗装などで検索すると複数の会社が出てきます。僕はあえて有限会社で探しています。地元に密着で長年やっているであろう会社を選ぶと良いと思います。

が、中にはめちゃくちゃ高い業者さんもありますので、ご注意ください。
僕の経験した高い業者さんの見積もりも後ほど記載しています。

僕は、検索し、物件近くの有限会社さんに依頼しました。

5社の業者さんに、連絡し、見積もり出してくださいと言えば、やってくれますので、あとは待つだけです。

見積書を比較しよう

見積書は5日〜1週間程度で出るのが、一般的なようです。早いところは3日、遅いところだと2週間なんてところもありますので、比較のポイントになってきます。

見積書比較のチェックポイント

どんなポイントを比較したら良いのでしょうか?

  1. 総額料金
  2. 項目ごとの料金
  3. 単価
  4. 工事内容・箇所(漏れている箇所はないか)
  5. 保証
  6. 信頼できるか
  7. 支払い方法(現金、カード、ローン、分割払いなど様々)
  8. いつ施工開始できるか→年内は厳しい、来年の2月からなどもあり得る
  9. 何人でやるの?
  10. 住所比較
  11. 見積書の作成スピード
  12. メールの返信
  13. 電話対応
  14. 診断をしっかりした上で、塗装を行ってくれるか。

工事の種類ごとに比較する

  • 足場
  • 高圧洗浄
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
  • 付帯部塗装・雑工事
  • 鉄部
  • 軒天
  • 水切り
  • その他工事一式

基本的工事の単価表

工事項目 相場価格(円)
飛散防止ネット 100~200円/㎡
高圧洗浄 100~300円/㎡
養生 250~400円/㎡
付帯塗装工事 軒天 800~1,200円/㎡
雨樋 800~1,200円/m
破風板  650~1200円/㎡
雨戸 2,000~5,000円/枚
シーリング打ち替え 900~1,500円/m
シーリング増し打ち 500~1,000円/m
諸経費 現場管理費 1式 30,000~50,000円
廃材処理費等 1式 10,000~30,000円

 

質問しよう

見積書に記載のない部分は、しっかり質問し確認しておく必要があります。
各社の見積もりのフォーマットが統一されているわけではありません。塗装する場所、しない場所も各社によって様々です。ですので見積もりの工事内容を統一させましょう。

わからない工事名などはよく理解する必要があります。
水切り、軒天、雨戸、換気口、など各部の名称などもどこの部分か分からなければ、質問しましょう。
電話やメールで工期人数保険加入の可否についても聞いておきましょう。

悪徳な会社もいるようです。ご注意を。
布団の訪問販売の例
自宅に布団のチェックが出来ますと訪問し、カビが大量に発生しています。このままだと身体に害が及び、病気になりますよ。この布団にしたほうが良い、といって何十万円もする布団を購入させられてしまいます。

塗装の工事も同様に、素人には分からない部分を、つけこまれることがあります。ここを修繕しないと家が崩れる、雨が漏れるなど、この工事が必要、そろそろヤバいとか言ってくることがあります。
分からないとそうなってしまいますが、しっかり知識として持っておくと、そういう悪徳業者にひっかりません。

必要な工事、ポイントを決める

必要な工事、不必要な工事を決めて、
工事の品質を保ったうえに、金額も納得ができるもの。

見積もりまでの時間、メールの返信スピード、質問の回答をしっかりしてくれるなどのやり取りから、会社として信頼できるかを判断し、最終的に工事の依頼をしてください。

工事代金の支払い

支払い方法

支払い方法も色々あります。

現金支払
銀行振り込み
リフォームローン
分割払い

支払いの時期

工事前に半金、工事後半金
工事後支払い

※ローンを組む場合

投資家の方の場合、一般の住居用のリフォームローンは組めません。

ですので、その物件の収益から支払うことになりますので、事業として成り立っているか。
家賃収入からちゃんと支払うことができるかを、判断した上で、ローンが通るかが決まりますので、収益計算をしたうえで銀行にご相談ください。

工事代金は、100万円以上の高額になると思いますので、お金の支払いの心配がなくなってから、目処がついてから初めて工事の契約となります。

工事を依頼する

提案内容や見積もりに納得したら、さっそく工事を依頼しましょう。
その後、打ち合わせを行い、塗料や色の選定や工法などを決定します。

契約後の流れ

1,近隣へのご挨拶
ご近所へ工事の説明をし、挨拶をします。
近隣の皆様への配慮は、大切なポイントです。

2,工事着工 足場組立
工事開始日に、足場を組み立てます。

3,水洗い、高圧洗浄
高圧洗浄で、汚れ・カビ・コケ等を洗い流します。

4,下地補修
外壁にひび割れや欠損などがある場合は、この時点で補修を行います。

5,養生
養生シートで塗装しない部分をカバーします。窓やドアなどの建具の他、庭木や車など塗料の飛び散りや付着を防ぐため、養生シートとマスキングテープで保護します。

6,塗装工事
軒天・壁の下塗り・中塗り・仕上げ塗りと3回が基本です。壁の付属部塗装の塗装も行います。

7,養生撤去・清掃・細部チェック
塗り残しやムラをチェックしながら養生を撤去していきます。

8,完成の確認
引き渡し前に、確認します。気になる点はしっかり伝えましょう。

9,足場撤去・清掃
足場を撤去し周辺の清掃を行う

10,アフターメンテナンス
引渡しが完了してからが本当の付き合いです。気になる点が出ましたら連絡しましょう。定期点検がある会社もあります。

さいごに

外壁・屋根の塗装に関して、どのような業者を選んだらよいか、見積書のチェックポイント、5社から比較して信頼のできる会社で工事をおこなうためのマニュアルを紹介してきました。
信頼の出来る会社に依頼することが最も大切です。
10年以上も長きに渡り、この塗装でいくのだから、目先の金額だけでなく、工事完了してからもメンテンナンスなどしっかりしてくれる会社を選びましょう。
みなさんの塗装ライフが充実したものになりますように。