こんにちは、けんぱぱです。
ブログ42日目!
はじめに
先日、小泉進次郎さん、滝川クリステルさん夫婦の資産が公開されました。
小泉進次郎環境相は25日の記者会見で、新任閣僚の資産公開に伴い、妻でフリーキャスターのクリステルさんが保有する約2億9千万円の資産が公となったことに複雑な心境を吐露した。「私と結婚したことで公開しないといけない。ルールではあるが、率直に申し訳ない気持ちだ」と述べた。
閣僚の資産公開は本人と配偶者、扶養する子どもが対象となっている。クリステルさんが1億5千万円の国債を保有するのを踏まえ、小泉氏は「閣僚の任期が終わったら、私も国債を買おうと思う」と語った。
引用:Yahoo!ニュース
国会議員、有名人のお金の話ってなんだか未知だし、気になりますよね。
この記事では、小泉進次郎さん・滝川クリステルさん夫妻の資産背景から、一般人のわたしたちが、どのようにお金を運用するのが良いかについてご紹介します。
お金を預貯金だけで持っていて良いのかな?資産運用を始めてみたいけど、難しそうだなというイメージがありますよね。
小泉夫妻のように、資産を分散すると、リスクが分散できるので良いです。
小泉夫婦のお金の管理から、自分のお金について考えてみましょう。
小泉夫婦の資産公開
2019年10月25日、新しく入閣した15人が9月の閣僚就任時の保有資産を公開しました。
公開対象は内閣改造があった9月11日時点の新閣僚と配偶者、扶養する子の資産。
大臣になると、本人・配偶者・扶養する子の資産が公開されます。
小泉進次郎さんの配偶者は、滝川クリステルさんです。
それを見て驚きました。
小泉進次郎さんは資産0円、クリステルさんは資産2億9000万円となっておりました。なんだこの格差は??と思いましたが、よく調べてみると色々理由がわかりました。
小泉進次郎の資産
- 土地:該当なし
- 建物:該当なし
- 預貯金:0万円
- 有価証券:0万円
- 貸付金:0万円
- 借入金:0万円
- ゴルフ会員権:該当なし
- 自動車等:該当なし
- 書画骨とうその他の美術工芸品:該当なし
滝川クリステルの資産
- 土地:該当なし
- 建物:該当なし
- 預貯金:0万円
- 有価証券:2億9001万円
国債 1億5000万円
公社債 1399万円
証券投資信託及び貸付信託等 802万円
その他 1億1800万円 - 貸付金:0万円
- 借入金:0万円
- ゴルフ会員権:該当なし
- 自動車等:該当なし
- 書画骨とうその他の美術工芸品:該当なし
有価証券とは、株式や社債・国債、投資信託等と定義されています。
クリステルさんの持っている有価証券の内訳は、こうなっています。
①国債 1億5000万円
②公社債 1399万円
③証券投資信託及び貸付信託等 802万円
④その他 1億1800万円
①国債とは、国の発行する債券のことです。1億5000万円
②公社債とは、公債(国債と地方債)や社債(事業会社が発行する債券)といった債券のこと。1399万円
債券とは、企業や団体が銀行などから資金を借り入れたときに発行される借用証書の一種です。債券を保有している間は利息が支払われ、満期になれば元本の返済を受けるられることから、株式に比べリスクが低いとされています。
③証券投資信託及び貸付信託等 802万円
・証券投資信託とは、株式や債券のような有価証券を投資対象とする投資信託のこと。
・貸付信託とは、信託銀行に対して個人がお金を貸し付けるということ。それを運用し、生じた収益を元本に応じて、分配する信託商品のこと。
④その他 1億1800万円
これはその他となっていながら、全然触れられていない部分だと思いますので、色々調べてみました。
こういうものかなという具体例までは見当がつきました。
有価証券に対する投資活動の成果は「保有目的」によって異なると考え、下の表のように4つのグループがあります。
保有目的 | 投資の目的、成果 | 評価 |
---|---|---|
(1)売買目的有価証券 |
売買利益を得る目的であり、時価の変動は投資の成果 | 時価評価し、評価差額を損益に計上 |
(2)満期保有目的の債券 | 満期まで保有することを目的とし、利息の受け取りと満期時の償還額の受け取りが投資の成果で、時価の変動を投資の成果と捉えない | 取得原価(または償却原価) |
(3)子会社及び関連会社株式 | 他企業への影響力の行使を目的として保有する株式。事業投資であり、時価の変動を投資の成果と捉えない | 取得原価(期末で時価評価はされない) |
(4)その他有価証券 |
(1)(2)(3)いずれにも該当しない「その他」の有価証券。 市場動向によって売却を想定している有価証券や業務提携等の目的で保有する有価証券が含まれ、長期的には売却が想定されるが、売却・換金するものではないことから、時価の変動を投資の成果と捉えない |
時価評価し、評価差額は損益とせず純資産に計上 |
具体例
1.売買目的でなく長期利殖目的(株式の配当や債券の利息などによる利回り狙い)の株式や債券。
2.子会社や関連会社にするつもりではないが、取引先との長期間にわたる円滑な関係維持(取引先にとっては、出資をしてもらい、安定株主になってもらえる)のために保有する株式など。
ちなみに、③証券投資信託及び貸付信託等:802万円と、④その他:1億1800万円の合計1億2602万円を平均的な利回り5%で年間の配当を計算してみると、630.1万円、年間630万円になりました。
1億円以上あれば、働かなくても配当で暮らせますね。
進次郎さんは資産0なの?
ここで、進次郎さんの資産がないの?と思われる方はいると思います。
もちろん「資産ゼロ」なのではありません。
普通預金や当座預金は対象外となっているのです。
2018年4月に発表された衆議院議員の資産公開でも同じく「資産ゼロ」として報告していました。
ちなみに資産公開法とは
議員資産公開法で公開するべき資産と公開しなくてもいい資産というものがあります。
土地、定期預金、有価証券などは対象となっているが、普通預金や当座預金は対象外となっています。
大臣以外の国会議員は本人名義の資産が対象となっており、親族やファミリー企業の名義にしてしまえば確認が不可能。
また公開は、選挙の時だけでよく、毎年公開することは義務付けられていないため、その後の資産移動については次の選挙まで追跡することはできない。
多くの議員が選挙時に資産を少なくするよう工夫を凝らしており、この法律は事実上のザル法となっています。
なぜか?
日本の場合、資産の保有はほぼ批判の対象となる。日本人のお金に対する考え方、意識が大きく影響しているようです。
ちなみに、大臣になると、配偶者・扶養する子の資産も公開されます。
小泉夫婦の収入は?
小泉進次郎さんの収入
国会議員としての報酬(基本給)
国会議員の給料である歳費は,「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」によって定められています。
議員:月額129万4000円(月額)
国会議員の期末手当(ボーナス)は6月と12月で合わせて約600万円
2018年毎年公開されている「所得等報告書」
◎小泉進次郎さんの給与所得は1855万円
◎その他、自身の持つ政治資金管理団体の収入
小泉進次郎さんが代表を務める政治団体「泉進会」での収入が毎年8,000万円以上あると言われています。2018年公表の収支報告書によると、泉進会の収入は約1.8億円でした。小泉進次郎さんによるセミナーが主な収益源です。
国会議員の年収は?
平成26年の国会議員の平均年収は2134万円。
月収(129万4000円x12ヵ月)+ボーナス(6月:263万円 12月:319万円)
その他の年収以外の間接的な収入として、以下のものもあります。
・文書交通費名目:月額100万円(年:1200万円)
公的文書の発送などにかかる費用や交通費。
・立法事務費:月額65万円(立法調査研究活動のため)
・JRや航空会社の特殊乗車券 (移動費は無料)
・政党からの助成金(政党に所属している場合。政党の規模によって支給額が変わる)
滝川クリステルさんの収入
滝川クリステルさんの年収は、推定1億4000万円と言われています。
アナウンサーの平均年収は約800万円で、新人では300万円くらい。
CMのギャラが7000万円〜8000万円。
週刊ポスト(2015年7月17・24日号)では、大手広告代理店がCM出演交渉のために作成した最新の「ギャラリスト」(年間契約推定金額)を独占入手。本来は決して表に出ない極秘資料を公開している。
例えば、「フリーキャスター」ジャンルでは、滝川クリステル(37歳/7000~8000万円)が「女王」に君臨する。
「『お・も・て・な・し』スピーチ以降、人気は高騰を続けている。オジサマ受けが抜群で、事務所側も強気で決して“安売り”しない。交渉が大変(笑)」(広告代理店キャスティング担当者)引用:NEWSポストセブンより
2000年 フジテレビ系列の共同テレビ入社
2002年〜フジ系『ニュースJAPAN』のキャスターを担当
2008年 プロダクションと専属契約、
報道番組、ドキュメンタリー、バラエティ、CMなどに多数出演し、活躍。
最近では、2020年東京五輪の招致アンバサダーや国際NGO「世界の医療団」親善大使などを歴任、動物愛護活動にも力を入れるなど、マルチな活躍ぶりが知られている。
3億円近い資産は、クリステルさんのこうして築いた輝かしいキャリアからの収入、そして堅実な資産運用によるものかと思われます。
この二人から学べること
このお二人は、収入も何千万円、資産も何億円と一般のわたしたちからすると、桁外れのお金を持っているが、学べることはたくさんあると思います。
- 自分の仕事を一生懸命やって稼ぐ
- 夫婦でしっかり資産管理を行う
- しっかり貯金する
- 預金だけでなく資産運用をする
- リスクを分散させる(たまごは一つのカゴに盛らない)
1.自分の仕事を一生懸命やって稼ぐ
お二人ともめっちゃ仕事していますよね。
テレビを見たり、お菓子を食べたりしている姿想像つきますか?
経済の知識や環境問題、美容のための努力、運動、体調管理、時間管理。
自分が出来ることを最大限、一生懸命やっていると思います。
ここまでやって収入につながるのだと思います。
2.夫婦でしっかり資産管理を行う
それぞれが仕事をしつつも、お金に関しては隠さず、小泉家として資産を把握しているのではないでしょうか。
大臣になったことで世間にもある程度、資産は見えているので、夫婦ともにお金のことはしっかり管理しています。
3.しっかり貯金する
収入から支出を引いたものが、貯蓄です。通帳にお金を貯めておくこと。基本です。
4.預金だけでなく資産運用をする
預金だけだとリスクがあることを理解する。
5.リスクを分散させる(たまごは一つのカゴに盛らない)
リスクを分散させるためにも、国内と海外、株式、債券、投資信託、年金・保険、預貯金など様々なカタチで資産を持ちます。
インフレリスク
現金しか持っていないとリスクがあります。
その一つが、インフレリスクです。物価が上がっていくと、1万円で買えていたものが、2万円になることもあります。
1000万円持っていたたら、1000個買えていたものが、2万円になると、500個しか買えません。
インフレと同じように動くものが株や土地です。物価が上がれば、家賃もあがります、株も上がります。
例えば、1000万円で買った土地が、2000万円になるということです。
なので、現金だけで持っておくのはリスクがあるのです。
だからこそ、投資信託や株、海外通貨を持っておく必要があるのです。
卵を一つのカゴに盛るな
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれない。
しかし、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え。
銀行預金というカゴと、国債というカゴ(1億5000万円)、公社債というカゴ(1399万円)、証券投資信託及び貸付信託等というカゴ(802万円)、その他というカゴ(1億1800万円)を持っており、合わせると、2億9001万円。
初心者におすすめの資産運用とは?
僕がおすすめする資産運用は、投資信託の積立投資です。
僕も現金しか持っていませんでした。
初めて始めた資産運用が積立投資です。
2014年に楽天証券で口座を作ってから、毎月5万円くらい積立をしています。
480万円分買い付けて、現在550万円になっています。約73万円のプラスになっています。
さいごに
小泉進次郎さん、滝川クリステルさんのお金の話でした。
進次郎さんが大臣になったことで、クリステルさんの資産に驚き、みなさん興味を持ったと思います。
この二人の資産を知ったことをきっかけとして、自分・家族の収入、資産などお金に関して、新しい運用を考えてみてはいかがでしょうか。
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