こんにちは、けんぱぱです。
お子さんは、1日にどのくらい水分を取っていますか?
喉が乾いたら、勝手に飲んでいる。
それだけだと、必要量を満たしていないかもしれません。
1日1リットルの水を飲ませましょう!
子供に大切な水分の話
人間の体は、ほとんど水で出来ていると聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
大人の水分量は体重の60%くらい。
乳幼児の水分量は体重の80%くらいと、とても多いです。
体の中の水分の役目は3つあります。
- 血液循環・・・酸素や栄養分を体の中に届ける
- 毒素排出・・・体の中の不要物を尿や汗として出す
- 体温調節・・・体温が上がると、汗をかき、皮膚から熱を奪って、体を冷やす
そして、この体温調節機能が子供は未発達です。
なので、熱しやすく冷めやすい特徴を持っています。
食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月くらい生きることができます。
しかし、水が1滴ものめないと、2〜3日で生命維持は困難となります。
水!大事ですね。
どのくらい飲んだら良いの?
じゃあ、どのくらい飲んだら良いのか?
子供の体重と年齢によって、1日の必要な水分量が計算されます。
100ml (体重1kgあたりの必要量) ✕ 14kg(体重) = 1400ml (1日の必要水分量)
ちなみに、1日の水分量の3割は食事から摂れているとされています。
1400ml (1日の必要水分量) ✕ 0.3 (3割) = 420ml (食事で摂れる水分量)
1日に必要な飲み物の量は、1日の必要水分量から食事で摂れる水分量を引いた量になります。
1400ml ー 420ml = 980ml
それでは計算をまとめると、こちらの表のようになりました。
必要量 (体重1kgあたり) |
体重 | 1日の必要な水分量 | 食事で摂れる水分量(3割) | 1日に必要な飲み物の量 | |
幼児 (1〜3歳) |
100ml | 14kg | 1400ml | 420ml | 980ml |
学童 (4〜8歳) |
80ml | 20kg | 1600ml | 480ml | 1120ml |
大人 | 50ml | 60kg | 3000ml | 900ml | 2100ml |
ということで、子供は1日リットル、飲み物を飲みましょう!
というのが結論です!!
何を飲んだら良いか?
お医者さんや小学校や幼稚園でおすすめされるのは、
麦茶や白湯(湯冷まし)ですね。
スポーツドリンクやジュースは、糖分が驚くほどたくさん入っていますので、満腹になりやすいようです。
「水分をとる」という意味では、何を飲んでもOKで良いと思います。
飲む習慣をつくろう
では、いつ飲むのが良いのでしょうか?
水筒を持っていっても、飲むのを忘れてしまったりしますよね。
歯磨きのように習慣にしてしまいましょう。
習慣にするには、何かの行動の前後と結びつけるのが良いと言われています。
〇〇をしたら、△△をすると結びつけるのです。
- 朝起きたら、お茶を飲ませる
- ご飯の前に、水を飲ませる
- 遊びに出かける前に、水を飲ませる
- 遊びから帰ってきたら、水を飲ませる
- お風呂の前に、水を飲ませる
- お風呂から出たら、水を飲ませる
- おやすみ前に、水を飲ませる
こんな感じで、
普段の行動に結びつけて、水分補給を習慣にしましょう。
注意:水分不足のサイン
こんなサインが見られたら、水分不足のサインです。
しっかり水分補給を、生活に取り入れてください。
- おしっこが濃い
- おしっこの回数が少ない
- おしっこの量が少ない
- 唇が乾いている
さいごに
5歳の長男には、小さい頃からこまめにお茶飲ませるよう出来ていたと思います。
3人目が生まれてからは手が回っていなかったように思います。
子供が大きくなってくると、つい出来ていると思ってしまうことがたくさんありますよね。
水分を摂ることって、子供の成長にとても大事なことです。
ぜひ、1日1リットルの水分を取る習慣にしましょう。
ありがとうございました。
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