こんにちは、けんぱぱです。
ブログ37日目!
10/1から幼稚園の無償化がはじまりました。
この記事では、無償化により浮いたお金を、どのように使うのが良いのか、どんな使いみちがあるのかについて紹介します。
この浮いたお金をどうするのが良いのかって悩みますよね。
学資保険にまわそうかな?習い事?子どもに渡すお金として貯める?など。
どんな使いみちがあるのか知り、各家庭ごとに最適な使い方をするのがベストです。
ポイントは、消費ではなく、子供への投資と考えると見つかりますよ。
1.はじめに
どんなお金もそうだけど、お金が入ってきたら、そのお金を貯めるか使うかの2つの選択が与えられます。
給与やお年玉で考えると分かりやいでしょうか。給与が入って3万円は貯める、それ以外は使う。
お年玉をもらって1,000円貯金、4,000円でゲームソフトを買うようなイメージです。
今回は、無償化により幼稚園の授業料(保育料)が浮きます。いくら浮くのかは、家庭ごとに違いますが、我が家は25,700円。
この先月まで払っていた25,700円を、今月からはどうやって使いましょうかという話です。
「貯める」? それとも「使う」?
「貯める」のも様々なやり方がありますね。
- 銀行貯金
- 投資
- 保険
「使う」にしても、使い方はたくさん。
- 教育費
- 生活費(養育費)
- 経験・体験する
この貯めるか使うかを、色々な事例をみていきましょう。
2.お金を貯める
貯める目的は、なんでしょうか。
- 将来こどもに渡すお金として
- 大学の学費にあてるため
- 成人した18歳になったら渡すお金として
- 結婚したときに渡すお金として
など色々ありますが、貯める方法は3つあります。
- 貯金
- 投資
- 保険
それぞれ見ていきましょう。
2-1貯金
ほとんどの人が、銀行口座にお金を貯めていますよね。
自動積立定期預金の活用が貯めやすいですね。毎月決まった日に一定の金額を定期預金に振り替える積立方式です。給料日に振り替えるようにしておけば、貯蓄がしやすくなります。
毎月1万円貯めると、年間12万円、10年間続けると120万円貯まります。
ただ注意点は、日本の物価が上がっていくと、日本円の価値が下がっていくことです。これをインフレリスクといいます。
例1
20年前、缶コーラは100円でした。今では130円になっています。つまり1,3倍UPしている。
物価がどのように上がるかは、誰にも分かりませんが、経済は成長しているので、上がっていくだろうということです。
例2
100万円の自動車を買うのを我慢していたが、10年後にそろそろ買おうと思ったら130万円になっていたということも考えられるのです。
なので、日本円だけで資産を持たずに、外貨(ドルやユーロなど外国の通貨)で持っておくことも一つの方法です。
2-2投資
貯蓄から投資へと言われています。増税や生活必需品の値上げなどもありますね。子供に関するお金をしっかりと確保して、安心して子育てを楽しみたいですよね。
老後2000万円問題もありましたが、自分の老後は自分で守らなければという意識も強まったかと思います。
そこで、積立投資、iDeCo、NISA、などよく聞くようになりました。
こうした制度、投資商品を購入して、お金を運用しようということです。
①積立投資
投資商品を選び、毎月自分で決めた金額を、自動で投資をすることになります。定期預金に似ていますね。
毎月1万円の積立(投資信託商品Aを購入しています)。年間12万円、10年間で120万円掛けることになります。
10年後に投資信託商品Aを解約(売却)すると、140万円になっているイメージです。(年利3%で計算しました)
投資商品なので100万円になることもあれば、200万円になることもありますが、インデックスファンドを選んでおけば、大きな損失になるリスクは、低いです。
これをわかりやすく説明してみます。
先程の投資信託商品Aを、永遠に腐らないりんごだと例えてください。
初月りんごが1個100円だとして、毎月1万円分買うと、100個買えますよね。
(100円×100個=10,000円)
翌月りんごが1個200円になりました。購入金額は1万円と変わらないので、買える個数は、50個になります。
(200円×50個=10,000円)
翌々月はりんごが50円でした。購入金額は1万円です。買える個数は、200個になります。
(50円×200個=10,000円)
このように毎月1万円分購入するのは、変わりません。
変わるのはりんごの値段、値段が上がったり下がったりすることで、買える個数も変化するのです。
ちなみに、この3ヶ月で買えたりんごの個数は、何個でしょうか?
100個+50個+200個=350個です。
支払った金額は、1万円+1万円+1万円=3万円
このりんごを売ってみましょう。
売ろうとしている月のりんごの値段が1個100円だった場合、
100円×350個=35,000円
支払った金額: 30,000円
売れた金額: 35,000円
= 5000円の利益
これが積立投資でお金を貯めるということです。
注意点としては、売却する時期をしっかり選ぶということです。
りんごが50円のときに、売却してしまうと、
50円×350個=17,500円になって、支払った30,000円より少なくなってしまいます。
りんごがいくらかは、毎日ちゃんと確認できますので、そこだけ気を付けしましょう。
子どもが生まれて(0歳)から大学入学の18歳まで、毎月3万円の積立投資をすると、支払い総額650万円、売却すると850万円の教育資金になっています。(年利3%で計算しました)
②NISAで投資
NISA(少額投資非課税制度)を使うと、株や投資信託などで発生した売却益・分配金を非課税で受け取ることができます。年間の新規投資の上限額は120万円、非課税期間は最長5年です。
③ジュニアNISA
2016年からは、新たに教育資金等、こどもの長期的な資産形成を後押しする「ジュニアNISA」も始まりました。NISAだけでなくジュニアNISAも活用すれば、非課税投資枠をより有効に活用しながら、教育資金等に備えることができます。
ジュニアNISAを活用できるのは0~19歳の子どもです。保護者が運用管理者になります。
投資額は年80万円で、非課税期間は5年間。ただし、子どもが18歳になるまで払い出しすることはできません。「子供のためのお金」です。
2-3保険
保険でもお金を貯めることが出来る商品があります。
よく聞く学資保険(こども保険)は、子供のための学費を毎月積み立てるタイプの保険です。
終身保険を利用してお金を貯める方法もあります。
また、インフレのリスクを解消できるとのことから、外貨建て終身保険もあります。
3.お金を使う
お金を使うときに大事なことは、「消費」か「浪費」か「投資」という意識をもって使うことです。
①消費・・・生活するために必要なもの(食費・日用雑貨品・洋服・医療費・光熱費、公共料金など)
②浪費・・・生活に必要ではないが、ついつい買ってしまうもの。新製品、限定品、嗜好品、バーゲン品、ブランド品。コンビニのついで買いなど(お菓子・デザート・お酒・たばこ)
③投資・・・将来の自分や家族にとって有効となりうる生産性の高い使い方。健康維持のため、体に良い無添加の食品、将来の資産形成、子供の習い事、通信教育など
ちなみに、同じものを購入しても、それを使う人によって投資にも浪費にもなり得るということを知っておきましょう。
例えば、通信教育の定番「こどもチャレンジ」
月あたり1,980円✕12ヵ月分=合計23,760円
1,Aさんの家に教材が届きました、こどもは喜びます。こどもは付録だけ遊んで、肝心な教材は未使用、放置されていたらどうでしょうか。無駄になっていますよね。これは浪費です。
2,一方Bさんの家では、届くと同時に、お母さんと子供が中の教材を確認します。今月の虫の観察は、だんごむしだ。だんごむしの説明を読み、よし探しに行こう!と公園にだんごむしを探しに行き、足の本数や歩くところを一緒に観察する。このような使い方は、投資になりますよね。
教材ひとつ、本ひとつでも、使い方次第で浪費にも投資にもなることをよく理解しましょう。
お金を使う先は、どのようなところがあるでしょうか。
大きく分けると、教育費・生活費・体験などに分けられます。具体的に見てみましょう。
3-1教育費
学校にかかるお金や受験費用、習い事、塾、絵本・図鑑代などの費用です。
3-2生活費(養育費)
子どもを育てるうえでかかる教育費以外の費用です。
食費や衣服代、おもちゃ代、文具代、保育園代、ベビーシッター代など
3-3経験・体験
子どもに色々なものを見せてあげたい、体験させてあげたいと思いますよね。
無料でできることからお金が掛かることまで様々です。
- 動物園、水族館
- 牧場で動物に触れる、えさやり
- 遊園地などのテーマパーク
- 博物館、美術館、科学館など
- 海外旅行で他の国の言語、文化にふれる
- 野生のイルカを見に行く、一緒に泳ぐ
- スキューバ体験で海の中の世界を見たり
- アフリカのサバンナで野生のライオンを見る
たくさんのやりたいこと、ワクワクすることを想像して、ご家族で体験してください。
4さいごに
幼保無償化により、今まで払っていた幼稚園代25,700円をどのように使うのが良いのかを色々調べ、検討してきました。
結果我が家は、子どもの教育資金として貯めたいので、20,000円を積立NISAにします。
残りは、体験に使いたいので、体験貯金として、定期で貯めていきます。
今回無償化とは関係無い方もいるかもしれませんが、もらったお給料をどう使うのか。子ども手当(児童手当)をどう使うのかにも応用できると思います。
お金について、子どもの教育費用、養育費用について考えてみてほしいと思います。
特に、子どものためだと思って使っているお金(投資)が、しっかり活用できておらず、結局は無駄になっている(浪費)ものなどがないか、よくよく確認、点検してみてください。
そして、しっかり子どものためにお金を使ってほしいと思います。
未来を担う子どものために、価値のあるお金を使いましょう。
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